2014年11月21日、初めて読書会を開いて早七年が過ぎました。
『전래동화로 배우는 한국어』を読むのはしばらくお休みにして色んな試みをしていこうと思います。
オンラインでの読書会となり、2020年7月
より開始し大好評の『우리 땅 기차
여행』を読んで仮想列車旅行をみんなで楽しく行ってきました。
2022年5月で終わり『조선텅신사』の絵本に入りました。
まず読書会の最初に、韓国の文化を知っていただくために、『생활 속 한국 문화 77』の中の季節にあった章を1章づつ読んでいます。
そして2022年6月より新たに日帝時代の独立運動家김구(金九)の『백범일지白凡逸誌』を読んで行くことで、朝鮮末期から戦前までの韓国を知ることができるので選んでみました。
一人で読むには、根気がいるのでみなさんで読んでいけば続けられると思い読書会で取り扱います。
今は行けない韓国を知る読書会でありたいと思っています。
またオンラインになってからの『우리 땅 기차 여행』の読書会資料を公開しています。>>こちら
1719年に朝鮮通信使として訪れた신유한(申維翰)が해유록[海遊錄]は、もちろん漢詩で書かれていますが、現代になって日本語訳の本が出版されているので読んでいます。対馬で雨森芳洲に出会い、その後通訳官として江戸まで同行した記録も載っています。
以前から雨森芳洲には関心があったので、生家にも訪れてみたいですし、対馬でも雨森芳洲ゆかりの地をぜひ訪ねてみたいと思っています。
明治初期まで使われていた韓国語の学習書『교린수지交隣須知』をちょっぴり読んでみましたが、例文まであり、時間のあるとき読んでみると面白いですね。아래아 한글(アレアハングル)に馴染むのに良い機会となるでしょう。
絵本には詳しく載っていないけど、通信使が立ち寄った藍島と壱岐島についてもお話させていただきました。
後半は、백범일지[白凡逸誌]の上巻をちょっぴり読みました。
豪放磊落な金九の父・김순영[金淳永]も数年後には、病気にかかると思うと残念でならない気持ちでいっぱいです。
次回は、ちょっぴり백범일지[白凡逸誌]の上巻を長く読めるように時間配分を考えて資料作りをしていきたいと思います
絵本には、壱岐島・藍島(あいのしま)について描かれていませんが、実際には立ち寄っているので、今回は紹介させていただきました。
壱岐島は、豊臣秀吉が朝鮮出兵を企てた時点から成功を祈願して櫓や城を整備したことでも知られています。
1719年に朝鮮通信使として訪れた신유한(申維翰)が해유록[海遊錄]には、壱岐で船が航行するのに良い波を待つシーンが描かれていますが、壱岐の海の美しさも込められています。当時日本の文人たちと漢詩で交流したことが描かれていて、話言葉で通じなくても漢詩で心を共有できるのは素晴らしいことですね。
藍島は、猫の島として有名ですが北九州には2つあることも知りました。通信使が立ち寄った藍島は、日帰りできそうなほど、九州本土に近いことも知り、対馬旅行の際には訪れてみたいところですね。
絵本にあった「対馬の中の朝鮮」として、雨森芳洲の軌跡や対馬宗主・宗武志と結婚した徳恵翁主の悲しいお話なども調べてみました。
そのため後半はかなり短くなりましたが、백범일지[白凡逸誌]の上巻を少し読みました。
金九の父・김순영[金淳永]の豪放ながらも目下の下には優しい生き様が描かれていて、参加者の方々が、お父さん譲りの気性なんだねと感心していました。
当時酒を飲んで相手を傷つけたら、家に連れて介抱するなんて、今では考えられませんが、実際にあったことなんですね。
次回も家族のことが続き学問に目覚める金九について、いつになったら辿りつくでしょうかね。じっくりゆっくりやっていきましょう。
荒い玄界灘を超えていく航海は、とても危険が伴ったことが想像できる内容が描かれている絵本ですね。
ようやく辿り着いた対馬、韓国と生活様式も食べ物も全然違う異郷の地で通信使たちが快適に過ごせるようにそして、筆談が主でどれだけ不便だったか計り知れません。
本州に入る前に立ち寄った壱岐・相島については絵本には書かれていませんが。紹介したいと思います。
後半はいつものように백범일지[白凡逸誌]の上巻を読みました。
幼少期の金九の逸話は、青年期になってもさらに色んな体験をしながら成長していく姿はとっても印象に残っていますので、お楽しみにしていてください。
来月も金家のエピソードがでてくるので、びっくりするかと思います。
朝鮮通信使の絵本は、玄界灘の新い波を超えていよいよ対馬に到着しました。
最近知ったのですが、韓国と日本の朝鮮通信使を描いた絵が随分違うのに驚きます。
大阪府立歴史博物館や対馬の博物館でも日本人が描いた通信使の絵巻を見ることができるようです。
当時の対馬を知るために신유한[申維翰]という通信使の記録係が描いた『해유록[海遊錄]」を少しづつ読んでいますが、当時の対馬の美しさそして、雨森 芳洲と漢詩で詩を読む交流などが描かれています。
縁の宿泊施設・航海するのにちょうど良い波を何日も待つ様子などは興味深いです。
後半はいつものように백범일지[白凡逸誌]の上巻を読みます。
今回もあまり進みませんでしたが、今回もわんぱくっこ金九の様子が描かれています。
参加者のみなさんから、53歳頃金九が幼い頃のわんぱくぶりを鮮明に覚えているのがびっくりするという話題が出てきました。
来月はお父さんのことが描かれていますので、楽しみにしていてください。
朝鮮通信使の絵本は、釜山を出発し玄界灘の新い波を超えていよいよ入江がギザギザな対馬に到着します。
最近ブラタモリでも紹介していたので、一度はゆっくり対馬を訪れてみたいという願望が募っています。
雨森 芳洲終焉の地である対馬厳原は,通信使が宿泊した寺もあるようです。島内には、石塀の豪華な家もあると聞き、通信使もさぞ驚いたことでしょう。
後半はいつものように、백범일지[白凡逸誌]の上巻です。
本当にゆっくり読んでいますので、中々進みませんが、しっかり記憶に残ることでしょう。
そして事前にお渡ししている年表に幼い頃のいたずらも書き足してもらっています。来月も幼い頃のいたずらが続きますが、じっくり読んでいきましょう。
朝鮮通信使の絵本は、釜山に到着するまでに街ゆく人々が応援してくださったり泊めてくださる様子が描かれています。
ワンコまで応援してくれている挿絵が可愛いです。
絵本の中でどれが정사[正使]かわからず、思わず調べてみました。どうやら正使は、가마(輿)に乗っているようで絵本にはなかったですね。もう少し釜山までの道のりを描いて欲しいなあと感じたのは私だけでしょうか?
小説『관부연락선関釜連絡船』(이병주李炳注著)にもでてきますが玄界灘の荒波はすごいようですね。挿絵の荒波が気に入ったのでフライヤーに載せてみました。
来月は日本上陸です。
後半の、백범일지[白凡逸誌]の上巻では、まだまだ腕白坊主だった金九先生の幼少期が描かれています。 幼い頃腕白だった子は、大きくなって優しく思慮深くなると言いますが、若い頃も更に色んな行動を起こしますのでご期待くださいね。
朝鮮通信使の絵本は、いよいよ한양(現在のソウル)を旅たつところまで行きました。海外に国の使節団が行くときは、代表になる人を決めるのは今も昔も一緒ですね。団長が정사[正使]、正使を補佐して取りまとめる부사[副使]、細かい事を主幹し記録する서장관[書状官]が役職のようです。今でもその記録は、残っていて、namuwikiにありますね。
朝鮮通信使詳細(ハングル) >>こちら
何よりも驚いたのは、임진왜란(壬辰倭亂 文禄・慶長の役 )以前にソウルの南山の麓に日本人が住んでいる町があって日本の文化が入ってきたのを知ることができたことです。
みなさんが楽しみにしていた旅がいよいよ始まります。
後半の、백범일지[白凡逸誌]の上巻は、곽낙원[郭樂園]女史が難産の末、金九を生み、幼い頃마마[疱瘡]にかかりお母さんが膿を竹串で潰したのであばたが残っているというお話は印象的で、初めて読んだときから忘れることができません。
来月は、幼少期いかに腕白坊主だったかをみなさんで読んでいきましょう。
今月から、読む内容を少なめにしたので、ゆっくり話を進められましたので、来月からも少なめにやっていこうと思います。
朝鮮通信使の絵本は、いよいよ한양(現在のソウル)を旅たつところまで行きました。海外に国の使節団が行くときは、代表になる人を決めるのは今も昔も一緒ですね。団長が정사[正使]、正使を補佐して取りまとめる부사[副使]、細かい事を主幹し記録する서장관[書状官]が役職のようです。今でもその記録は、残っていて、namuwikiにありますね。
朝鮮通信使詳細(ハングル) >>こちら
何よりも驚いたのは、임진왜란(壬辰倭亂 文禄・慶長の役 )以前にソウルの南山の麓に日本人が住んでいる町があって日本の文化が入ってきたのを知ることができたことです。
みなさんが楽しみにしていた旅がいよいよ始まります。
後半の、백범일지[白凡逸誌]の上巻は、곽낙원[郭樂園]女史が難産の末、金九を生み、幼い頃마마[疱瘡]にかかりお母さんが膿を竹串で潰したのであばたが残っているというお話は印象的で、初めて読んだときから忘れることができません。
来月は、幼少期いかに腕白坊主だったかをみなさんで読んでいきましょう。
今月から、読む内容を少なめにしたので、ゆっくり話を進められましたので、来月からも少なめにやっていこうと思います。
朝鮮通信使の絵本は、中々朝鮮通信使の歩いた足跡まで進みませんね。
子供の読む本なのに、結構レベルが高い内容になっているのが目をひきますね。
国同士が交流するのに事大という対等でない交流と対等な交流である교린[交隣]という外交があることも簡単に説明が載っています。
また朝鮮最高の宰相と言われる유성룡[柳成龍]の事も知ることができ임진왜란(文禄・慶長の役)の事を記録した징비록[懲毖録]についても記載されています。一人ではさくっと読んでいるので、覚えられないでしょうが、みんなで読んでいくと印象に残りますね。
後半の、백범일지[白凡逸誌]の上巻は、生い立ちと家門のことだけで終わってしまいました。
朝鮮時代の奸臣・김자점 (金自點)は、ドラマでも多く登場するので、ご存知の方も多いでしょうが、金九の祖先にだったことが今更ながら印象に残りました。
来月は幼かった頃、いかにわんぱくだったかが記されている部分に入りますね。
時間配分が上手くなく長引いてしまうので、気をつけていきたいと思います。
9月は、なるべく1時間半以内に努めていきたいと思います。
朝鮮通信使の絵本は、徳川家の大将軍が死んだから朝鮮から通信使を送ってほしいという便りが届いて、王朝の人々はさぞかし戸惑ったと思います。
我々日本人は、武士政権と天皇家の関係を理解しているので、絵本を読んでいて戸惑いませんでした。結局徳川の将軍を韓国語の王子を表現する대군[大君]と呼ぶことにしたというのが面白かったです。
後半は、백범일지[白凡逸誌]の上巻。
金九が生まれたのは今の北朝鮮の海州から西に32キロ程行った백운벙 텃골(白雲坊基洞)。
新羅王朝から続く安東金氏でしたが、朝鮮時代 中期の奸臣・김자점 (金自點)のせいで両班の身分を隠し、各地を転々として海州に落ち着いたというのが、印象的でしたが、両班の身分だったら金九の前向きな生き方は無かったかもしれませんね。
今回もご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
宜しかったら、9月からでもご参加ください。
前回多くご参加いただいたけど、今回は随分減るかなと心配していましたが、twitterをご覧になって増えてきて嬉しく思います。
ありがたいのは、金ヨンウ先生が参加してくださり、本文を見本に朗読してくださることです。ヨンウ先生の朗読は本当に素敵ですよね。
まず조선텅신
사朝鮮通信使から読み始めました。
임진왜란(壬辰倭亂 文禄・慶長の役 )が収まってまもない頃、日本より通信使が訪れ、再び国交を結びたいと言ってきて、朝鮮の朝廷は疑心暗鬼でした。そこで壬辰倭亂の時活躍した사명대사[泗溟大師}の事、その師匠である서산대사[西山大師]についてお話しました。
ドラマホジュンから得た知識ですが、見ておくと色んな事が見えてきます。次回、金九で扱う김자점[金自點]も出てきますよ。
壬辰倭亂の際、朝鮮に帰化した日本の武士沙也可がいたことは、みなさんにとって印象的だったようです。ドラマ『以心伝心〜脈あり!恋あり〜』にもでてきますね。
後半は、백범일지[白凡逸誌]の上巻に入りました。
今回は、父金九から二人の子供隊に残しておきたいとの気持ちを込めた部分です。
こちらも何年かかるかわかりませんが、ゆっくり読みこなしたいと思います。
今回もご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
来月もゆっくり楽しくできるように努めていきますね。
宜しかったら、8月からでもご参加ください。
前回は初回ということもあり、読む範囲が多くてみなさん戸惑われたことと思いました。
そこで今回は、余談を多めにしてみました。
임진왜란(壬辰倭亂 文禄・慶長の役 )が起った時の朝鮮王朝の反応についてお話させていただきました。
中国国境近くまで逃れた선조[宣祖]、反面民間人が組織を作って国を守ろうとした事、また日本の武士で朝鮮出兵の無意味さに気づき朝鮮に帰化した沙也可、などなどこの時代の逸話はつきませんですね。
歴史を知る為、韓国の歴史ドラマを見る事で、関連する事実を調べるのもお薦めだと痛感しているハナソタマです。
後半は、日帝時代の独立運動家김구(金九)
の自叙伝とも言える백범일지[白凡逸誌]を読みた。
今回は上巻の息子達に伝える為に書いている部分についてのみにしておきました。
上海臨時政府時代にも金九には、暗殺の危機が迫っていたと感じていたからこその危機感を感じながら読みました。
次回から幼い頃の金九の事を扱っていきます。両班出身の家紋がどうして海州(今の北朝鮮)で中人として暮らしてきたのか?興味ありますね。
その原因となったのは?
光海君を退かせて仁祖王を擁立した김자점[金自點]という人物について知る事が大切かなあとおもいます。
今回もご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
一人ではなかなか読み砕けない白凡逸誌ですのでみんなで楽しく読んでいきましょう。
宜しかったら、8月からでもご参加ください。
今日は多くの方がさんかしてくださり、初めてのシリーズでドキドキ、そして皆さんにお渡しした資料の範囲を全て読み切れるか心配でした。
いつものように文化77の本でウォーミングアッ
プ。
いよいよ조선텅신
사朝鮮通信使の序文から読み始めました。
今回は、임진왜란(壬辰倭亂 文禄・慶長の役 )
後、朝鮮半島に平和が訪れ通信使を日本に派遣するか検討し
ている所でしたが、もっと四方山話を加えた方が良いとの意見もあり、次回からは色んなお話を加えていくことにしました。
ハナソタマの意図としては、1冊をあまり時間を書けない方が良いかなあと思いましたが、ゆっくりすすめても良いかもしれませんね。
後半の1時間は、日帝時代の独立運動家김구(金九)
の自叙伝とも言える백범일지[白凡逸誌]を読みました。
生い立ちや波瀾万丈な人生を歩いた部分を早く読みたいでしょうが、まだまだ来月も入って行けそうもないです。
こちらも何年かかるかわかりませんが、ゆっくり読みこなしたいと思います。
今回もご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
一人ではなかなか読み砕けない白凡逸誌ですのでみんなで楽しく読んでいきましょう。
宜しかったら、7月からでもご参加ください。
ハナソタマは、初めてのシリーズでドキドキ。
いつものように文化77の本でウォーミングアッ
プ。今まで読んでいなかった오름떙
(氷鬼)を読みました。
いよいよ조선텅신
사朝鮮通信使の序文から読み始めました。なぜ序文
を読むの?という人がいらっしゃいますが、退屈でしょうが 個人的には作者の意図 が込められているので読んだ方が良いと思っています。
今回は、임진왜란(壬辰倭亂 文禄・慶長の役 )
後、朝鮮半島に平和が訪れ通信使を日本に派遣するか検討し
ている所で終わりました。
来月は、한양(漢陽・ソウル)を出発し釜山に行
くことになるでしょう。日本に入ってからの街並みの挿絵も
素敵なので楽しみです。
後半の1時間は、日帝時代の独立運動家김구(金九)
の自叙伝とも言える백범일지[白凡逸誌]を読みました。勿論序
文からです。少し長く二重否定を使って文章を強調している
ので理解しずらかったようでした。
来月は、波瀾万丈の人生の最初の章です。わん
ぱく坊主だった金九の様子を覗いてみましょう。
今回もご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
まだ入ったばかりですので、宜しかったら、7
月からでもご参加ください。
これで本当の最後の우리 땅 기차 여행の旅。
江原道に入ってから、鉄道の旅は終わりました
が、済州島・울릉도[鬱陵島]の旅は、調べれば調べるほど行き
たくなってきました。また江原道の海岸に行くのも今年にな
り便利になったようで早く行けるようになると良いですね。
この日は、あんそらさんが来てくださり、울
릉도[鬱陵島]の旅行記を語ってくださいました。
독도[獨島]に近いので反日感情が強いのかと思
っていましたが、島の人々はfriendlyで自然に囲まれた島めぐ
りはとっても良い思い出になったそうです。
港の屋台でお魚を捌いてもらって食べたり、晴れ た日には독도[獨島]が見える丘に登って眺めたり神秘な柱状節理 の岩巡りをしてみたくなりました。
長い間、ずっとお付き合いいただきありがとうございました。
来月から『저산통신
사』の絵本と『백범일지白凡逸誌』を扱っていく予定で
すので、宜しかったらご参加ください。
2年あまり우리 땅 기차 여행の絵
本を読んできました。
初めの頃は、パワポの資料も写真だけをご披露
すれば良いと思っていましたが、詳しい内容もお知らせした
ら、喜んでいただけるだろうと頑張ってきました。
そのうちにドラマを見ていても、この地方のことを扱ったら楽しいだろうとわかってきたので、利用させていただいて参りました。ハナソタマ自身も韓国の地域について色々勉強になりました。
日本人があまり訪れたことがない울릉도[鬱陵島]
と독도[獨島]について語りました。
포항[浦項]から行くのが一般的ですが、江原道の
港からも行けますが、波が高く3時間余りの船旅に疲れてしま
うとも書かれていて、波のせいで運航になることもあるので
時間に余裕を持っての旅程には無理がありますね。
それでも神秘の島、冬は雪が多いと知りましたの
で初夏に訪れることが良いようです。物価は高いようですが神
秘の島をゆっくりバスで廻ってみたいものです。
2025年には飛行場も整備されソウルから1時間で
行けるようになるので期待したいものです。
二年近くの長い間、お付き合いいただきありがとうございました。
いよいよ後1回で우리 땅 기차 여행の読書会は終わりとなります。夜に参加してくださっているかたの中で4名の方が全部参加してくださっています。拙い話し方ですが、とっても嬉しいことです。
ドラマ愛の不時着を見て、北の言葉に興味を、持たれた方も多いと思うので今回は北の言葉と韓国語の違いを主にお話させていただきました。
カタカナ語は、帝国主義の象徴として忌避されてきて、漢字語や在来語で言う傾向にあるようですね。新しい発見があって資料作りも楽しかったです。
平壌市内の有名なレストランでは外国人と北朝鮮人の価格が違うようで2-3倍も高いようです。いくら平壌市内の庶民でもしょっちゅう行くのは、難しいようです。
高級なレストランに訪れるよりも許可されるかどうかわかりませんが、市場で食事や買い物をして平壌市民の人々と会話をしてみたいものです。
北朝鮮については、さくっと1回で終えるつもりでしたが、調べていくうちに情報も膨大にあることを知り3回になってしまいました。
特に言語については、1960年初頭位迄、韓国の言葉使いも北朝鮮の今の言葉とさほど変わらなかったということを知りました。コロナ禍になってから多くの方が視聴したドラマ愛の不時着で北の言葉が注目を集めたので、ドラマに出てきた北の言葉を中心に北の言葉との差異について紹介させていただきました。
音が可愛いですし、所謂カタカナ語は全て漢字語だったり在来語を使っているのが印象的でした。
公的には禁止されていますが、密かに韓国のドラマを見ている人も多く外来語も、ちまたでは普及してきて、独自の省略語も流行しているようです。
比較が難しいですが、ウォンの価値がどのくらいなのか知るため市販の商品を調べてみました。カレールーなどは輸入品であるせいか1,000円以上したり、원두커피(ドリップコーヒー)もかなり高級品のようですね。反面国内で生産されている洋服などはかなり安いのに驚きます。また北朝鮮の人々は北朝鮮の₩の貨幣改革(2009年)で不信を抱き、箪笥貯金でドルやユーロを貯めている人が多いとか聞いたことがあります。
今回で北朝鮮を扱うのは最後ですが、少しでも関心を持って頂けて良かったです。
平壌市内の残りの主な観光エリアから紹介させていただきました。特に김홍도[金弘道]の描いた평양감사환영도 平壤監司歡迎圖が素晴らしい事を知り紹介させていただきました。韓国の国立中央博物館にあるのでぜひ実物を見てみたいですね。北朝鮮の素晴らしい歴史遺産の多くは韓国にあったり朝鮮戦争で焼失したのは、残念なことですね。
平壌市内の地下鉄駅名が、独特で紹介させていただきました。mた戦争に備えてシェルターになっているので深く掘っているのが目を引きますね。
手動ドアの電車が今でも運行しているのは、驚きですが、最近アルミ車両も導入されたようです。
개성[開城]は、高麗王朝の首都、工業団地がある程度しか知りませんでしたが、やはり古都だけあって雰囲気のある観光地のようですね。北朝鮮を訪れた人の中では、開城が想い出に残っている人が多いので訪れてみたいエリアですね。また軍事境界線も韓国側よりも規制が厳しくないとのことで、北から板門店の境界線を見てみたいものです。開城を希望した方にはセットで行けるようです。
数年前までは、江原道から金剛山にいけるクルージングツアーがあったようですが、今は行われていないのが残念ですね。金剛山に登ることができないまでも、麓まで行ったり、東海にそびえている총석정叢石亭の素晴らしい柱状節理を見たいものです。
백두산[白頭山]の頂上にあるカルデラ湖・천지(天池)は、まず行けないだろうと思っていましたが、柳美里さんの北朝鮮旅行記を読んでから行けるんだなあと思いましたので紹介しました。
유홍준[兪弘濬]先生の踏査記を読んで、平壌市内に모란봉[牡丹峰)という歴史も古く素晴らしいエリアがあることを知り、紹介させていただきました。ゆっくり歩いてみたいエリアですが、なんせ国立の旅行社の意向もあるので難しいかもしれませんね。
必ず旅行社のプランに出てくる中で非常に評判が良い개성[開城]の魅力も紹介させていただきました。
恐らく개성민속여관 開城民俗旅館に宿泊するようですが、真心の籠った開城の郷土料理も想い出に残るようです。
北朝鮮の女性アナウンサーの迫力ある話し方をみていると、実際は普通の女性の話し方がとっても魅力的で、色っぽいのでぜひお話してみたいと思ったかたもいらっしゃいました。
最後は、金剛山と白頭山についてもお話させていただきました。
白頭山はハードルが高くまず行くことも不可能と思っていましたが日本の旅行店に相談すれば行ける事もわかって、行けるようになったら一生の思い出に行ってみたくなりました。
先月参加できなかったきむらさんの済州島旅行のお話からはじまりました。
우도[牛島]は、中々日本からの旅行者は行けないので、美しい海岸の景色にみなさん感動していました。
モモちゃんが、義理のお父様が80年代に使っていたという朝鮮語の辞書を披露してくださり、ㄹ(リウル)で始まる言葉が多いのにびっくりしました。まだこの時代は日本との貿易も行われていたことが伺い知ることができる貴重なお話でした。
ドラマ愛の不時着を見て、北朝鮮に関心を持たれる方が、多いですがコロナ禍になり、旅行者を遮断している北朝鮮の情報はリアルに知ることがますます難しくなっていて、正確な情報かどうか確認できない状況での読書会となりました。
2019年以前の旅行記を頼りになってしまいますが、カメラ撮影が緩和されたことなど、一般的なお話をできたとは思います。
3月は、誰でもツアーで行く残りの平壌市内の観光地と金剛山観光・白頭山・妙香山・開城についてお話していく予定です。
小京都のような開城が素晴らしいとの感想が記載されていて写真を見ると本当に訪れてみたくなるような都市だと思いますので、3月の読書会にご期待ください。
コロナ感染者急増で毎日不便な生活をお過ごしのことと思います。
訪れたこともなくわざと話題を避けているというお友達も多い北朝鮮については、ドラマ『愛の不時着』以来関心を持たれた方も多くなってきたようですね。
昔平壌をさして유경[柳京]と言っていたそうですが、音の響きも綺麗で気に入った言葉です。街路樹の柳が素晴らしいとの旅行記を沢山見かけました。北朝鮮の知識がインターネット上にあふれていますが、必ずしも正しいわけでないと言うことがだんだんわかってきました。
読書会をどのように展開していくか随分悩みましたが、よく北朝鮮の旅行記で紹介している平壌市内の主要観光地をまずは紹介していこうと思いました。
주체사상탑(主體思想塔))は、夜には炎が燃えているようで、高いところから平壌市内を眺められるというのが印象的でした。
北朝鮮には개선문(凱旋門)もあり、ドラマ『愛の不時着』を見た方から、懐かしい光景だと思い出してくださったようです。
昔韓国側から板門店を訪れた時、国旗掲揚塔をどんどん北朝鮮は高くしていったという言葉が印象的でしたが、平壌市内の建物も他の国より高くしようという意思が沢山見られています。
3月も北朝鮮編を行う予定ですが、残りの平壌市内の観光地と北朝鮮の主な観光都市を紹介し残りはドラマ『愛の不時着』ででてきた南北の言葉の違いをお話しようと思っています。
いつも参加してくださっているかたが、コロナ患者の急増で対応していて参加頂けず残念でした。
お伝えしたいことが多くて資料が多すぎて戸惑っていらっしゃる方が多かったのは申し訳なかったです。
きむらさんが、牛島の素敵なお写真を送ってくださったのに、仕事の都合でお話を聞けずとっても残念でした。来月はきむらさんにゆっくりお話をうかがいたいものです。
자산어보(玆山魚譜)の映画をご覧になったかたもいらしたので、もう一度정난주(丁蘭珠)一家の家系図を整理してお伝えしました。映画を見ただけでは、人間関係がわからないのでよくわかったとのりぴょんさんに言っていただけました。
정난주(丁蘭珠)は済州島に流配されて、済州島では、고통의 길 정난주길(丁蘭珠・マリアの苦痛の道)として紹介しています。日本人が造った飛行場と飛行機が残されている아르뜰 비행장を始めとする見所が沢山あり、コンドミニアムのようなペンション村もある대정읍(大静邑)は、数日間stayして廻ってみたいなあと思っているので、熱く語りました。
来月からは、北朝鮮に入ります。情報も少ない中で愉しい読書会にするための資料集めに奮闘しています。来月もよろしくお願いいたします。
今年初めての読書会、のんびり過ごしたお正月気分も吹っ飛ばさなくては、いけないのに中々お正月気分が抜けきらないハナソタマでしたが、いよいよ今日から鞭うって頑張りました。
金ヨンウ先生の影響も大いにありますが、最近済州島の本を沢山読んで、deepな済州島を知ることができて、それをみなさまにご披露させていただきました。あれもこれも資料に載せすぎてみなさんさぞかし戸惑ったことだと思いますが、韓国の歴史を知るうえで済州島に流配された朝鮮時代の著名人を知っておいて欲しかったからの気持ちからでした。
特に현택훈作家の《제주어 마음 사》は、済州っ子が訪れるdeepな보성시장の内臓を食べるお店、済州島には독립서점(独立書店)が沢山あってカフェになっている所が多いようです。またお互いに助け合っている様子は微笑ましいことだと紹介したら、ようこさんが、書店巡りをしたいと言ってくださいました。
個人的には、백년초(百年草)というサボテンの自生地の真っ赤な花、곶자왈(コッチャワル)という火山岩に自生している森林に興味があります。
全て語りきれませんでしたが、3回に渡って済州島うの読書会は今月で終わりですが、いつか機会があったら済州島の素敵なところをもっと紹介したいと思います。
来月は北朝鮮をどのようにお話していくか検討中です。